福岡県の山間を流れる矢部川流域の資源を利用した家づくりをされている
「イシナガ建築工房」の石永さんに連れられて八女杉の伐採現場を見学してきました。

八女インターから東へ車で行くこと１時間半くらい、どんどんと山深い場所まで行き、
そこから３０分くらい徒歩で山中を分け入ったところで、
木こりの方が１人で黙々と木を切り倒していました。

木の根元に、チェーンソーで何度か切り込みを入れた後、金属製の楔（クサビ）のようなものをはめ、
斧の背で何度か叩くと、木は静かに倒れていきました。

静寂の中に響く、「ドーン」という木が横たわる大きな音。
なんだか神秘的な光景でした。

仕事柄、「木材」としての”木”を目にすることは日常なんですが、
「森」や「山」の一部として存在する”樹”を目にすることは稀で、とてもいい機会になりました。

「未来（こども）にやさしい家造り」を掲げて家造りをされている石永さんの活動も興味深いです。
ご興味ある方はチェックしてみてください。
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